早稲田大学ラグビー蹴球部公式フォトギャラリーより

11年ぶりVで流れた早稲田ラグビー部歌『荒ぶる』に込められた意味

歌いながら男たちは涙を流した

大合唱がグラウンドに響いた

昨年、日本中、と言ってもよいほど大きなブームとなったラグビーワールドカップ。

その余韻をひきずるように、装いを新たにした国立競技場に5万7345人の観客を集め、開催された1月11日のラグビー大学選手権決勝で、永年のライバル明治大学を破り、笑ったのは早稲田大学だった。11シーズンぶりの、大学日本一であった。

 

試合後、相良南海夫監督、斎藤直人主将の胴上げのあと、白いTシャツを着た126名の全部員、スタッフがグラウンドに集うと、斎藤は歌い始めた。

「荒ぶ~る、吹雪~の逆巻くなか~に~」
その後、大合唱が続く。

J SPORTS(YouTubeチャンネル)より

早稲田大学ラグビー蹴球部歌『荒ぶる』である。そしてこの歌にこそ、早稲田大学ラグビー部の歴史と、揺るがぬ強さ、組織としての強靭さが象徴されている。

『荒ぶる』は、『北風』に次ぐ早大ラグビー部歌として、ラグビーファンの間では知られている。優勝したときのみ、歌われることを知る人も、少なくはないかもしれない。