姓は自身の「ブランディング」

セレブの例を見ていくと、たとえばキム・カーダシアンはカニエ・ウエストと結婚して「Kimberly Noel Kardashian West(キムバリー・ノエル・カーダシアン・ウェスト)」という名前になっていて、⑤の方式だ。姓はウエストという夫の姓に変えた上で、ミドルネームにカーダシアンをつけたという例だ。 

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 「子どもと姓が違うと、かわいそう」という意見も散見するが、カーダシアン一家でいえば、カーダシアンもいれば、ジェナ−もいるわけで、そのすべてをひっくるめて「一家」と彼ら自身がみなしている。
 
亡きジョン・レノンも、John Winston Ono Lennon(ジョン・ウィンストン・オノ・レノン)とミドルネームをオノに変更していた。

在りし日のジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻。ジョン・レノンの本名は「オノ」がミドルネームだった Photo by Getty Images

一方、歌手のビヨンセはジェイZと結婚しているが、こちらはBeyoncé Giselle Knowles-Carterとして、「ノウルズ=カーター」とハイフンでつなぐ、③形式の姓を選んでいる。子どもの姓も、ノウルズ=カーターになるので、双方の親にとって家名が受け継がれることになる。
 
女優のブレイク・ライブリーは面白いケースで、出生時は父親の姓であるブラウンで出生届けがなされたが、その後父親が母親の姓であるライブリーに改姓したので、彼女もライブリーに変更。

彼女はカナダ人俳優のライアン・レイノルズと結婚して子どももいるが、①の別姓を選んでいる。セレブにしても、それぞれの選択をしているわけだ。