2月11日 発明家トーマス・エジソンが誕生(1847年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1847年の今日、アメリカ合衆国の発明家にして起業家であるトーマス・アルバ・エジソン(Thomas Alva Edison)が、オハイオ州マイランで生まれました。トーマスは7人兄弟の末っ子で、幼少期の呼び名は「アル」でした。

トーマス・アルバ・エジソン Photo by Getty Images

少年時代のトーマスは異常なほどの知りたがり屋でした。小学校に入学しても「なぜ?」を連発し、先生を困らせていました。そのせいで校長を含めた教師陣と馬が合わず、3ヵ月で中退することとなりました。

 

その後、自宅近くに鉄道が開通した好機を生かして12歳で新聞の売り子となり、持ち前の好奇心を生かして自作の新聞まで発行し、列車で評判を集めました。

かたわら電信技術を習得し、電信技手となりました。M・ファラデーの『電気学の実験研究』を読んで実験を続け、1870年に発明家として自立。同年、ニュージャージー州ニューアークに実験所をつくりました。

自動中継器、株式相場表示機、71年に印字電子機を発明したあと、76年に炭素電話機、77年に蓄音機、79年に竹を用いた白熱電球、80年に磁力選鉱法を発明。そして82年に世界初の中央火力発電所とエジソン電気照明会社を設立し、電気事業を始めました。この会社は、多角的企業ゼネラル・エレクトリック社の前身です。

エジソンが開発した蓄音機 Photo by Getty Images

83年、電球の実験中に発見した熱電子放出の「エジソン効果」はのちに真空管発達の基礎となります。その後も、89年にキネトグラフ(キネトスコープ)、1900年にエジソン電池、13年にキネトフォンなど、生涯に特許1300権を超える発明を生み出しました。

エジソンが開発したキネトフォン。 世界最初の発声映写機で、トーキーの先駆となった。 Photo by Getty Images

エジソンが「発明王」と呼ばれるゆえんです。

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