# 鉄道

鉄道ファンがムキになる「電車と気動車の差」ってご存知ですか

HC85系に“電車警察”も困惑?

それ、電車ではなく気動車です

さきほど○○線の電車と言いましたが、これは電車ではなくディーゼルカーだそうです。視聴者の方からご指摘がありました。訂正いたします

ラジオの生放送でときどき司会者がこんな話をする。

以前はテレビ放送でも同様の訂正が行われていた。最近はどうだろう。なんでも扱うバラエティ番組では無視するだろう。どっちだっていいんだもの。線路を走る乗りものでしょう?  電車で通じるでしょう?

ところが、そうはいかないところが鉄道ファンの性(さが)である。

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非電化区間でエンジン音を響かせて走る車両を「電車」と言われると気になる。筆者も気になる。気になるけれども「ま、しょうがないか」と思う。

しかし、気が済まなくて、放送局に電話やメールで指摘しちゃう人もいる。旅番組で観光列車などを紹介していれば「鉄道を扱っているのに、電車と気動車の区別ができないとはけしからん」となる。

最近はYouTuberやネットニュースでも「電車ではない」とコメントする人もいるかもしれない。発信者が「正確には電車ではない車両とやらを電車と言うことがそんなに不快感を与えることか」と萎縮したら気の毒だ。

 

一般的用語として、鉄道の乗りものは「電車」である。多少はモヤッとするけれども、非電化区間の駅付近の道案内で「電車でいらっしゃる場合」なんてよく見かけるし、なにしろ鉄道会社の自動車内アナウンスだって「この電車は……」と言うくらいだ。それをイチイチ訂正したら疲れる。

それでも、主にメディアに対して「電車ではない。気動車だ」などと言う人を、私は“電車警察”と呼んでいる。