昨年6月、南海キャンディーズの山里亮太さんと結婚し、日本中に衝撃を与えた女優の蒼井優さん。そんな彼女が、高橋一生さんさんと夫婦役を演じた映画『ロマンスドール』(タナダ・ユキ監督)が1月24日より全国公開される。

©2019「ロマンスドール」製作委員会
『ロマンスドール』<あらすじ>
美大を卒業後、ひょんなことからラブドール制作工場で働くこととなった主人公の北村哲雄(高橋一生)は、ひと目惚れした女性・園子(蒼井優)と結婚するが、ラブドール職人であることを言えないでいた。やがてすれ違い、触れ合うことすらなくなる二人。夫婦の関係にいよいよ危機的な状況が訪れたとき、互いを愛しているがゆえの「嘘」と「秘密」が明かになる――。

映画の公開に先立ち、先日都内でプライベート試写会が開催され、上映後に行われたトークイベントに高橋さんとともに登壇した蒼井さんが語った「結婚にまつわる至言」が注目を集めた。

蒼井さんは、作曲家でタレントのヒャダインさんのツイッター投稿で話題になった『誰を好きか』より『誰といるときの自分が好きか』が重要や、昨年末に『スッキリ』(日本テレビ系)に出演した際に語った、誰かのために“やってあげた”と思ったら、その人との関係は続かない。“自分がやりたくてやったかどうか”で全部判断したほうがいいなど、恋愛・結婚に関する名言をよく繰り出す人だ。そんな彼女の言葉を通して、結婚というものについて改めて考えてみたい。

文/辻枝里(FRaU Web)

結婚は「車線変更」のようなもの

(結婚は)車線変更って感じ。大きく道が変わる感じでもない

この言葉は、会場の一人から出た「結婚したいけれど、人と人生を共にするのが怖い。今回の映画に出演して結婚に対する意識が変わりましたか?」という質問に対して蒼井さんが答えたものだ。

自分の言葉で語っていく蒼井さん。説得力が抜群すぎる 撮影/村田克己

結婚は人生における大きな決断だと考える人は少なくない。「一生」単位で誰かと「家族」になることで、失うもの、背負うものが生じる。このことに、質問した女性のように怖さを感じる人もいるだろう。実際、私もその一人だ。

でも、蒼井さんにとっては、山里さんとの結婚は道路で車線変更をするように自然なことだったという。「うっかり、ひょっと結婚してしまった」とも言って会場の笑いを誘っていたが、もともと結婚願望があったというわけではない彼女がうっかり結婚してしまうほど、山里さんは一緒にいることが自然な、理想的な相手、ということだったのかもしれない。