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「江蘇省の脱貧困率99.99%」発言が、中国全土に巻き起こした波乱

おべっかが暴露した100年の夢の破綻

驚愕の99.99%

「江蘇省の脱貧困率は99.99%に達し、未だに貧困を脱出できずに残されているのはわずか6戸の合計17人に過ぎない」

1月7日に江蘇省の省都・南京市で開催された江蘇省第13期人民代表大会常務委員会第13回会議で、江蘇省内で展開されている貧困脱出作戦の進捗状況に関する報告を行った江蘇省政府貧困扶助工作弁公室主任の朱国兵はこのような衝撃的な発言を行った。

 

2018年末における江蘇省の常住人口は約8050万人だが、朱国兵は、6戸合計17人を残して江蘇省にはもはや貧困家庭および貧困人口は存在しないと豪語したのである。

朱国兵によれば、江蘇省は2015年末の時点で全国の貧困ラインを大きく上回る、1人当たり平均の年間純収入4000元(約6万4000円)を達成していた。第13次5か年計画(2016~20年)期間中には、江蘇省は独自に貧困ラインを年収6000元(約9万6000円)に引き上げた。

こうして過去4年間の「脱貧致富奔小康工程(脱貧困して富裕に向かう小康計画)」を通じて全省で254万人を貧困から脱出させた。

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