「あずき」と「もなか」。この2匹を中心としたハリネズミのグループをご存知だろうか。ネズミ年の今年(厳密にいうとハリネズミはネズミ科ではなく、ハリネズミ目ハリネズミ科でモグラの仲間)、さらに注目を集めている癒しのハリネズミだ。今まで2冊の写真集を日本国内外で刊行、そして2020年の今年、『はりねずみのあずき&もなか ポストカードブック』が発売となる。ここにあるのはまるで人形のように可愛らしいハリネズミの姿だ。

しかしいったいどうやってこんな写真を撮影できたのだろう? 背景には2016年から飼っている角田さんの「溢れんばかりの愛」があった。

インスタが国内外で大人気

ハリネズミの「あずき」が特に話題となったのは、2016年の夏にインスタグラムに公開された、あずきがリンゴを食べる動画。鼻をクンクンさせて次第に足が出てくる動き。なんどもテレビ番組で取り上げられており、2019年の夏にもワイドショーで紹介されていた。あまりに可愛らしすぎて何度も見てしまう。

2016年8月28日に投稿されたインスタグラム。これが大きな話題となり、何回もテレビ番組で取り上げられるほどに! あずきともなか公式インスタグラム「hedgehog_Azuki」より
あずきのりんご動画 (2016年8月28日)
https://www.instagram.com/p/BJobezujrwf/

飼い主である写真家の角田修一さんは、昔から動物を飼っている家に育ち、自身でも犬を飼いたいと思っていた。しかし家族にアレルギーがあったことがあるため、2016年からハリネズミを飼い始めたのだという。

ハリネズミはもともと警戒心が強い。もちろん1匹1匹個性はあるが、匂いを覚えさせていくなど、長い付き合いをしなければなでさせてくれないという。夜行性だから動くのは夜だし、糞尿を頻繁にキレイにすることも当然必要だ。「可愛いから」だけでは決して飼うことができない。

『はりねずみのあずき&もなか ポストカードブック』より 撮影/角田修一