【必見】今年の4月と7月に「相続のルール」が激変するのをご存知ですか

今のうちに確認しておくべき52項目
週刊現代 プロフィール

生命保険がすべてパー

次は、見落としがちな財産の処分をしよう。

「バブル期に親が購入したリゾートマンションを相続するハメになりました。初めは別荘ができたと喜んだけれど、設備も古く、交通費も片道3万円はかかるため、ほとんど行きません」

神奈川県在住の江口透さん(仮名・66歳)がこう語るように、不要な不動産が遺されると、家族は思わぬ苦労を押し付けられることになる。

「管理費や固定資産税はかかるため、年間15万円ほどが出ていきます。これなら処分しておいてほしかった」(江口さん)

 

自動車ゴルフ場会員権といったもののうち、何年も放置しているものがあれば、この際、売却してしまいたい。

一方、子どもの立場から、親に必ず確認しておきたいのが、生命保険だ。

「親が保険に入っていたことを家族が知らず、保険金を受け取れないケースもある。保険証券のありかを確認し、誰が受取人になっているかも確認しましょう」(税理士・板倉京氏)

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自宅にあるモノの整理も始める。女優の東ちづる氏(59歳)は語る。

「父が亡くなったとき、洋服の整理が大変でした。捨てていいのか迷ってしまったのです。そこで私は、『リサイクルするか、売ってください。売ったおカネはここに寄附して』と書き遺しています」

家の片づけをせずに勝手に死ねば、家族は遺品整理に忙殺される。

「基本は『捨てる』→『あげる』→『残す』です。名刺写真日記など、家族が捨てにくいものから処分します。思い出深いものは形見分けしてもいい」(葬儀・お墓コンサルタント・吉川美津子氏)