2020.01.29
# 自己啓発

笑福亭鶴瓶さんが教えてくれた「仕事で一番大事なこと」

あなたの「役割」はなんですか?
上阪 徹 プロフィール

自分の役割に真摯に向き合う

しかも、彼の拭き方がなんとも丁寧なのである。押しボタンの一つひとつをじっくり、しっかり拭き上げていく。汗を拭き拭き、一人での作業である。会社の先輩が見ているわけではない。上司が見ているわけでもない。それでも一生懸命に取り組んでいた。

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「自動販売機を使ってくれる人に、気持ち良く買ってもらおう」と考えているのだろう。そうすることで喜んでくれる人がいる、と気づけていたのだろう。

見ていた私は、なんだか感動してしまった。思わず近づいて、「素晴らしい仕事をしていますね」と声をかけた。「ありがとうございます」と照れくさそうに返答してくれた。

自分が与えられた役割に、とにかく懸命に向き合う。自ら喜びを見つけ、そこに充実感を持って生きていく。そういう生き方がある。

 

笑福亭鶴瓶さんが、インタビューでこんな言葉を残してくれている。

「別にゴールデンタイムみたいな仕事だけが偉いんやないんです。小さな世界でも、そこで必要とされることに意味がある。そこから始まっていくんですよ。

神様から「お前もなんかせい」と言われて人は生まれてきてるんやと思う。だから、自分を信じるべきやと僕は思ってます。焦らんでいいんです。種をまいて、花が咲くのを待つ。

もちろん、種もまかんのに花は咲かんし、水やりもちゃんと必要になりますよ。でも、大事なことは上を目指そうという気持ちを常に持ち続けること。いつも向上しようとしている人は、誰から見ても素敵なものなんです」(『プロ論。』)

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