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# 飲食

王将「にんにくゼロ餃子」、“無限に食べられる美味さ”の秘密

王将の餃子を超える、餃子とは
サイゼリヤ、マクドナルド、ロイヤルホスト、餃子の王将……。チェーン店は手軽で安価な一方、味や質は大したことないと思われがちだ。しかし『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』の著者で、みずからも飲食店を経営する稲田俊輔氏は、もっとも美味しい餃子は「餃子の王将」の餃子だという。中でもオススメは「にんにくゼロ餃子」。その魅力を語っていただいた。

王将の餃子はなぜおいしい?

私はぜいたくな料理も好きですが、安くて気軽なチェーン店の料理も大好きです。

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ただしその場合の「好き」は「安いのにおいしい!」「気軽なのにおいしい!」「365日夜遅くまでいつでもどこでも食べられるのにおいしい!」みたいな条件付きであったりするのも正直なところ。しかしなかには純粋に、どこで食べるよりおいしい、と思っているものも少なからずあるのです。

例えばその一つがサイゼリヤのイタリアンプリン。吉野家の牛丼もおおむねそんな感じです。確かに牛肉というものは高い値段を出せば出すほどそれに比例しておいしいものが手に入るので、自分でいい肉を買ってきて作る牛丼は圧倒的においしいはずですが、それは金額が1桁違ってきます。もはや別物なのです。

 

そしてそういう無条件でベストな食べ物の一つに餃子の王将の餃子があります。餃子というものはある意味ラーメンにも似て好みの差が激しい気がします。なので「王将の餃子こそが日本一おいしい餃子である」と強弁するつもりはないのですが、少なくとも私にとって王将の餃子より好ましい餃子はとりあえずないのです。

一応プロの端くれとして「王将の餃子はなぜおいしいのか」を分析してみたことがあります。結果は「別に特別なことは何ひとつない」という結論に至りました。

皮は普通。具も普通、というよりむしろ素っ気ない。しかし、そのサイズ感やバランス、油多めで焼き上げるジャンクな感じが「これしかない」という絶妙の案配なのだろうと考えました。