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任侠山口組が突如として「絆會」に改称、その知られざるウラ事情

六代目山口組、高山体制のこれから

分裂抗争からの離脱

任侠山口組(織田絆誠《よしのり》組長)が12日、組織名を「絆會(きずなかい)」と改称し、代紋も変更すると発表した。同時に「御通知」と題する文章を関係先に配信・配布し、その冒頭に次のように記している。

〈この度、任侠山口組と致しましては、昨今、世間様をお騒がせしております抗争事件の情勢を鑑みまして、これ以上、一般市民皆さまへの巻き添え等、日常生活への不安を煽る訳にはいかず、少しでも解消すべく、新たなる道を歩む決断を致しました〉

 

ここに窺われるのは、三派に分かれた山口組の分裂抗争から離脱したいという意志だろう。せめて自分たちが山口組を名乗らぬよう改めれば、抗争における的の数は3から2に減る。その分、一般市民の巻き添え事故も減るという理屈なのか。

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たしかに「御通知」はこの後、次のように続いている。

〈この数年間、世間様には、山口組三つ巴による分裂抗争等とお騒がせするという、不本意な現状に甘んじて参りましたが、我ら任侠山口組と致しましては、結成当初より、真の任侠道を取り戻すべく、脱反社を最終目標に掲げ、その為にも先ずは山口組の再統合と大改革を目指して参りました〉