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韓国経済、少しの「株価の落ち着き」では拭えない…深刻な先行き懸念

基礎研究への不安
真壁 昭夫 プロフィール

そうなると、企業が長期にわたって成長を実現することは困難になるだろう。

経済成長が限界を迎え、新車販売台数が減少している中国市場において、トヨタのレクサスは好調だ。

それは、中国の消費者がレクサス・ブランドを信頼し、ほしいと思うからだ。

 

対照的に、中国において現代自動車は低価格戦略を転換できず、消費者から飽きられてしまったようだ。

半導体産業の先行きも楽観できない。

多くの企業と対照的に、米デュポンは韓国に進出し、感光材の生産を開始する。

事業体制の立て直しを急ぐデュポンは、半導体材料分野での韓国企業との競争は対応可能と判断したようだ。

基礎分野での研究・開発力などに不安が残る中、韓国が長期的な視点で経済の安定を目指すことは容易ではないだろう。