あり得ないほど「自己中」で「ドケチ」

「とにかく自己中なんです。彼は大学まで自転車通学していたんですが、ふつう、もう一人が歩きだったら、自転車を引いて一緒に歩くじゃないですか。彼は私が隣にいても、ふつうのスピードで漕ぐんです

『なんで一緒に歩いてくれないの?』って聞いたら、『時間がもったいないから』って真顔で言われた時は唖然としました。でも、私もやめればいいのに、なぜか彼に合わせて走ってしまって……毎回、ボクサーのトレーニングみたいな感じになってました」

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付き合って半年ごろからは、そこに「ドケチ」も加わりはじめる。

「彼が節約家であることは知ってましたが、まさか自分の誕生日プレゼントのお代を半分出すはめになるとは思いませんでした。私が欲しかったのはシルバーのネックレスで、金額も1万円程度のものでしたが、一緒にお店に買いに行った時、『あ、財布に5000円しかないや。残り出してくんない?』って彼がテヘペロ顔で言うんです。

『貸して』じゃなくて『出して』と言われたことに、あり得ない、と思いました。でも、彼のドケチぶりで一番驚いたのは、食い逃げを強要されそうになった時ですね

さちえさんがあまりにさらりと言うので、筆者は思わず「え? クイニゲ?」と聞き返してしまった。