〔PHOTO〕iStock

若作りはイタいのか…52歳“美魔女”が撹乱する「日本社会の規範」

美魔女たちの「光と影」

「国民的美魔女コンテスト」52歳がグランプリ

2019年12月5日、日本橋三井ホールで第10回「国民的美魔女コンテスト」(以下、「美魔コン」)の最終選考会が行われ、52歳の女性がグランプリを獲得した。

「美魔女」は、2009年に創刊した女性誌『美STORY』(現『美ST』)から生まれた言葉で、「『外見美』『知的美』を両立、包含する「才色兼備」な美しき大人の女性」(『美ST』オンライン)を指す。

同誌が2010年に最初の「美魔コン」を開催すると、全国から約2500人の応募があり、41歳の女性がグランプリに選ばれた。これを機に「美魔女」という言葉は一気に広まり、単に「年齢より若く見える女性」を指す言葉としても使われるようになった。

コンテストでファイナリストとなった歴代「美魔女」たちは、「TEAM美魔女」として、美容関連の企業のPR活動を行ったり、社会貢献活動を行ったりしている。

40代、50代といえば、否応なく容貌に陰りが出てくる年代である。それに抗い、コンテストに出場しようという女性たちとは、いったいどんな人たちなのだろうか。

 

“美魔女”はアスリート

初代グランプリの女性は、雑誌のインタビューにこう語っている。

「美容の秘訣は添加物をとらないこと。(中略)ラーメンひとつでも豚足や煮干を使ってスープから作っています。(中略)その日、何もなくても完璧にお化粧しますし、腹筋やストレッチも毎日やっています。1日で美容に費やす時間は3~4時間ぐらい。毎日の積み重ねで10年経つと雲泥の差が出るんだと思います」(『週刊新潮』2011年12月8日号)

やはり、40代になっても若い頃と変わらぬ美貌を保つためには、並々ならぬ努力が必要のようだ。