2019年、令和元年の年末は「日本の女性」にとってターニングポイントとなる様々なことがあった。実名で元TBS記者の山口敬之氏からの性暴力被害を訴えていた伊藤詩織さんの民事での勝訴、そして日本がジェンダー・ギャップ指数過去最低の121位となり、その翌日経団連が「30%クラブジャパン」(女性役員を3割にすることにコミットする経営者の集まり)への協力を調印。2020年こそ、先進国として恥ずかしいこのジェンダー・ギャップ指数の順位を上げていくしかないのだと思う。

12月19日、勝訴を伝える会見後に報道陣の囲み取材に応じる伊藤詩織さん〔PHOTO〕白河桃子

海外から見て異様な日本の「同質性」

若い女性が重要な役職につくと、「ちょっと頼りないね。大丈夫かね?」と日本では言われる。フィンランドの首相に34歳の女性がなったこと、また同国の連立内閣の党首が全て若い女性であることを報じるニュースが日本のツイッターで話題になった。報道には彼女たちの若さや容姿への言及も目立った。でも、海外のビジネスセクターや政府の人たちから見たら、日本の風景はどうだろうか?

日本のこの初老の男性たちに任せて大丈夫なのだろうか? 暴走しないだろうか?
この男たち、何をやりだすかわからないから怖いなあ」
と不安がられているではないかと思う。

〔PHOTO〕iStock

日本人は慣れてしまって何も感じていないが、ビジネスでも政治でも、上に行けば行くほど「男性、高年齢、似たようなキャリア」という同質性が高くなる。その光景は先進国の中では異様なものに映るだろう。