フォーマルなブルー

雅子さまのおもてなしのリンクコーデは、6月に来日されたフランスのマクロン大統領夫妻とのご会見のときにも見られます。雅子さまは、スカイブルーの無地のワンピースに、同じ色の織り柄のジャケットをお召しになり、同じ色のパンプスを合わせました。ブリジット夫人は、ネイビーブルーのハイネックのストレートなシルエットのワンピースに、同じ色のハイヒールパンプルを合わせました。

写真提供/宮内庁

シンプルなのに、上品な雰囲気が漂うフレンチシックを体現したブリジット夫人らしいスタイルですが、ミニ丈ではなく膝上丈を選び、モダンな中にもフォーマルな雰囲気を演出していました。メラニア夫人のときと同じように、雅子さまとブリジット夫人のファッションのテイストは異なりますが、お二人がブルー系をお召しになったことで、お互いに親しみを感じながら、ご会見や昼食会を過ごされたのではないでしょうか。

7月に、トルコのエルドアン大統領夫妻とご会見を行った際は、雅子さまは涼やかな淡いグリーンの着物をお召しになりました。エミネ夫人は敬虔なイスラム教徒で、スカーフをつけたイスラムの伝統的なスタイルを貫いています。その一方で、世界経済フォーラムで「ごみゼロ・プロジェクト」について演説を行うなど、環境や女子児童の教育などの分野を中心に社会活動に熱心に取り組まれているそうです。

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雅子さまが、スーツやワンピースではなく、淡いグリーンのお着物をお召しになったのは、エミネ夫人のファッションやご活動に対して共感を示されたのではないでしょうか。

雅子さまのファッションを振り返ってみると、心をこめて賓客のご接遇をなさっていることが伝わってきます。令和2年の雅子さまは、どのようなファッションでお出ましになるのか、楽しみですね。