まるで絵巻物のように

令和初の新年一般参賀でも同様で、雅子さまはクリーム色のロングドレスを、美智子さまは白とシルバーのぼかしのロングドレスを、紀子さまは水色のドレスをお召しになり、参賀者の祝意に応えられました。

クリーム色にシルバーの光沢がエレガント photo by gettyimages

クリーム色は目立つ色ではありませんが、光沢の強い生地なので、雅子さまが中心にいらっしゃることがとても自然に感じられます。また、左右に、青や緑のドレスをお召しになった女性の皇族方が並び、まるで絵巻物を見ているような感覚を覚えました。雅子さまが光輝くようなドレスをお召しになることで、お言葉を述べられる天皇陛下に視線が引き寄せられるわけです。

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雅子さまのおもてなしファッション

これまで見てきたように、一般参賀など、天皇皇后両陛下が国民に向けてお言葉を述べる場面では、視線を引き寄せることがとても重要です。また、皇族の方々はごく自然にリンクコーデをなさっています。それは、日本の皇族に限ったことではなく、外国の王室も同じようです。

また、皇室や王室は、外国からの賓客を宮殿などに招き、ご会見を行ったり、昼食会や夕食会を催されます。皇室や王室のある国々では、外国の元首らを宮殿に招き、親しくお話し合いになることを通して、親睦を深めていきます。このような場面でのファッションにも、リンクコーデが見られますが、少し様相が異なります。