提供:三陽商会

自然環境を脅かすことなく、誰かを不幸にすることなく、すべての服がつくられること。三陽商会が追求する、本当の服づくりとは。

環境と社会の未来を見据えた
これからの服づくり

三陽商会は2019年10月、サステナブルアクションプラン「EARTH TO WEAR」を発表。地球環境に配慮し、生活者とともに持続可能な社会をつくることを宣言した。

そもそも「EARTH TO WEAR」が生まれた背景には、2013年から続く社員有志による渡良瀬エコビレッジでの和綿栽培がある。一粒の種を蒔くことから服づくりは始まるというプロセスを理解し、地球資源を大切にする気づきや、環境への理解を深めていた。この取り組みを生活者にも体験してもらいたいと、日本各地を訪ね、残布を使ったエコバッグなどのパターンキットや、三陽商会ならではのこだわりの縫製道具の販売会を開催。私たちの暮らす地球の恵みから服はつくられている=「EARTH TO WEAR」の原点から、三陽商会のサステナブルアクションプランの総称として改めて用いられることになった。

創立70年以上の歴史の中で、社是「真・善・美」を経営の基礎として掲げ、クラフトマンシップを有し、価値のあるものづくりを続けている三陽商会は「服をつくる」と「服をうる」というふたつの生業を持っている。つくって終わり、売って終わりではなく、自ら循環型の服づくりに取り組める数少ない企業とも言える。メーカー・リセーラーとしてのつくる責任はもとより、つかう責任についても消費者任せにせず、積極的に顧客と向き合うアクションプランだ。

この地球が、未来へと
ずっと続いていくために

クラフトマンシップを企業価値とする三陽商会は、環境と社会に配慮した服づくりを目指す。技術と品質へのこだわりが、長く愛用できる服づくりにつながると考え、独自の品質管理基準を制定。専門のスタッフが厳しく品質を管理したり、サプライチェーンと連携たり、安心・安全な商品の生産ができる品質管理体制を生み出した。

また梱包材のプラスチック使用削減や、動物の尊厳を尊重する考えからリアルファーの使用を禁止するなど、時代に沿って環境に配慮する事業活動を行っている。驚くのは、製造過程で傷がついたり販売不適な商品について、サーマル/マテリアルリサイクルなどにより、ほぼ廃棄ゼロを実現していること。今後は、リデュース、リユースなど可能な限り環境負荷が少ない方法を選択することで、限りある資源の有効活用を目指していく。

右:100年コート(スタンダードモデル)¥89000/SANYOCOATニット¥19000、パンツ¥18000/ともにS.ESSENTIALS 左:100年コート(クラシックモデル)¥126000/SANYOCOAT シャツ¥16000、パンツ¥18000/ともにS.ESSENTIALS 他スタイリスト私物

about 100年コート
企業タグライン「TIMELESS WORK.ほんとうにいいものをつくろう。」から生まれた「100年コート」。日本製にこだわり、きめ細かなものづくりと国内で培われた技術を次世代へとつないでいく。100年という言葉は、100年間の品質を保証するものではなく、手入れをしながら世代を超えて長く愛用しようという、ものを大事にする心を昔も今もこれからも育みたいとの願いからだ。

100年コートの購入から3年ごとのシーズンオフ期間にコートを預かり定期的に診断とメンテナンスを行う100年オーナープラン・ケアプログラムを実施。名前通り、世代を超えて愛せる服だ。GINZA TIMELESS 8ほか、POP-UP STOREで購入可能。

これまでも、これからも、
すべての人が服を楽しむために

小学校での家庭科の授業にデザイナーやパタンナーを派遣し、服づくりの仕事やプロセスの授業とともに、残布を使ったバッグの製作などを通じて、服をつくる楽しさや、服を大事にする必要性を伝えている。服育と呼ばれるこれらの活動の源には、2013年に策定されたタグライン「TIMELESS WORK. ほんとうにいいものをつくろう。」を実践し、長く愛用してもらいたいという願いと、それを形にする技術がある。

服の手入れに関する情報の提供や付属品の修理の対応など、愛用者が服を長く着続けられるサポートを行う。修理や3年ごとの定期診断など、「100年コート」のためのオーナープランも設けている。手入れをしながら世代を超えて愛されることを目指し、服を大事にする心を伝えている。限りある資源についても、羽毛は循環資源であることを広め、リサイクルを促進するため、2014年には衣料で初めて再生羽毛のグリーンダウンを使ったコートを商品化。さらに、不用になった衣料品を回収して新しく服をつくるための資源に循環させていく、顧客との共創プログラムとして「EARTH TO WEAR RECYCLE」を実施。

服を愛することが地球を守ることにつながる。一着の服を真摯につくり出すこと、それが持続可能な社会の実現への一歩になるのだ。

Because there is no planet B
サステナブルなブランド展開

ECOALF
三陽商会では、サステナブルなブランド展開を強化。2020年春より取り扱いが始まるECOALFは、2009年にスペイン・マドリードで創業したサステナブルファッションブランド。再生素材や環境負荷の低い素材など、使用するすべての素材がサステナブル。廃棄ごみからつくるリサイクルファブリックの研究開発から、商品生産、販売に至るまでの全工程において、サステナビリティと環境負荷軽減を徹底した事業展開を行っている。さらに、漁業セクターの協力の下で海洋ごみを掃除し、リサイクルと循環経済を通して、プラスチックごみに新しい命を与える「UPCYCLING THE OCEANS」の活動も日本でスタートする予定だ。

【お問い合わせ】
SANYO SHOKAI カスタマーサポート
☎0120-340-460

  

提供:三陽商会

●情報は、FRaU2020年1月号発売時点のものです。
Photo:Shinsaku Kato Styling:Rina Taruyama Hair & Make-Up:Yoko Yoshikawa Mode:Karin , Sakura Nakajima Text & Edit:Shoko Matsumoto