韓国人コメンテーター・金慶珠が激白「私って嫌われ者でしょうか?」

日韓関係の状況が悪いと、叩かれる
小泉 カツミ プロフィール

金儲けのためじゃない

金さんは、9年ほど前から、芸能プロダクションホリプロの所属となった。

「所属する時に最初に言ったんです。『私、日本でどうすればお金を稼げるかよくわかっています。それは私がテレビで韓国の批判をすればいい。きっと、講演などの依頼もあるでしょう。でも、私はそれをしない。それが目的ではないから』とね。お金儲けのためだけだったらそれでいいし、とっくの昔にやっていたと思います。それはヒール役よりも卑怯な役割、ジャイアンじゃなくてスネ夫とでも言いましょうか(笑)」

 

プライベートなことも聞いてみた。

「結婚は経験なしです。予定もないですよ。もともと男性に依存するタイプではないのだと思います。だから、本当に好きな人としか付き合おうとは思わない。もちろん恋愛は素晴らしいですよ。私は尽くすタイプなんですよ。好きになると、何事も手につかなくなる。そういう不器用な恋愛しかできないんですね」

日韓関係はこれからどうなってゆくのだろうか。

「私は日本寄りでも韓国寄りでもない。どちらかを選べと言われても困る。言えることは、日本人と韓国人は『似て非なる人々』だということ。とても似ているんだけど、全く違う面も併せ持っている。それが面白いところでもあるんですけどね。

これから100年後も1万年後も、日本と韓国は隣国同士であり続けるでしょう。物理的な距離というのは関係を築く上で重要な要素なんです。『ほっとけ、めんどくさい』ということ自体が意識してるってこと。本当にほっとくなら、話題にすらあげなくていいのに、本屋に行ったら、めちゃくちゃ嫌韓本があって、そういう愛憎入り乱れる、特殊な関係をお互い理解していって欲しいなと思うんですね」

それにしても、タフな女性である。日韓問題の本質を語る時の雄弁さ、学者らしい語彙の多さにも舌を巻く。しかし、その根底には日本で過ごした幼少時代やソウルで暮らした日々、そして再来日して体験した波乱万丈の経験が根付いていると感じた。

今度、テレビで彼女を見たら、レッテルを貼るのではなく、彼女の話す内容にもっとじっくり耳を傾けたい、そう感じたインタビューだった。

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