韓国人コメンテーター・金慶珠が激白「私って嫌われ者でしょうか?」

日韓関係の状況が悪いと、叩かれる
小泉 カツミ プロフィール

「反日」と言われて

それにしてもなぜ金さんがモノを言うと炎上してしまうのか。本人はこう分析する。

「基本的に私がどうこうという問題じゃないと思います。つまり、日韓関係の状況が悪いと、私が叩かれる、ということ。私は政治家でもないし、日韓関係の悪いところに関わっているわけでもない。

ただ『韓国は何を思っているのか。何を思ってこういうことをやっているのか』ということに対して、『韓国はああなんだから変なんだからほっとけ』と言ったらそこでおしまいになっちゃうでしょう。そこからは何も生まれない。

 

だから私に課せられた役割は、『でも実は、韓国なりの意図や彼らなりの判断があるわけですよ。日本から見たらおかしいと思えることでも理由はある』と解説することだと思っています。でも、そうやって解説すると、いわゆる『反日』というふうに言われるんですね」

金さんにとって一番怖いことは、「知らないのに排除してしまう」ことだと言う。

「もちろん、私が言ってることがすべて正しいとは思いません。でも一番危ないのは、知らないことではなくて、知らないけど排除してしまうことなんです。自らが自らの情報の中に、自らを囲おうとする風潮が怖い。

つまり、知りたいものだけを知る、見たいものだけを見る、聞きたいことだけを聞く。特に今のネット時代の情報のあり方は完全にそうなっていますね。むしろテレビのように情報出し放題の方が、否応なしにいろんな情報を接する機会があった。

ネット上では、自分と同じような考え方、心地いい情報に流れてしまいますよね。だから、自分の聞きたくない情報、それこそ『不都合な真実』に対して、『見ざる言わざる聞かざる』と言う姿勢を人々は取ってしまうのです」

金さんは、日本人のレッテル貼りをしたがるところにも問題があると言う。

「テレビなどに出ると、親日なのか、反日なのか、ということをよく聞かれます。そういう質問には一切答えなかった。その質問自体、非常に不愉快でしたね。私に『踏み絵を踏め』と言うの? あなたの『反日・親日』の基準がわからないのに?

最近は、面倒臭いのであえて『私、親日保守だけど。それで何か?』と言うんだけど、答えるたびに気持ち悪い。なぜ、私はそう言うことを言わなければならないのか。じゃあ、私が反日左派だったらどうするのか。そういうレッテル貼りをしたがる。その枠の中で相手を見る。きっと私は『反日、嫌われ者』、そういうマイナイスのレッテルが貼られているんだと思います」

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