韓国人コメンテーター・金慶珠が激白「私って嫌われ者でしょうか?」

日韓関係の状況が悪いと、叩かれる
小泉 カツミ プロフィール

ステレオタイプばかり

そう思って日本のテレビを見ていると、韓国について語るのは、在日韓国人の学者かステレオタイプの韓国人学者やジャーナリストばかりだった。

「それを見ていて、もっと違う角度で話したい、ならば私が出よう! と思いました。私のアイデンティティは在日でもないし、ニューカマーの方々とも背景が違う。私はどちらの言葉もネイティブに話せる。そういう意味では役割はあるだろうと思ってました。そしたら、ある日偶然お声がかかったんですね」

 

2005年のことだ。声をかけたのはテレビ朝日が運営していたニュース専門チャンネル『朝日ニュースター』だった。そこで、金さんはメディア進出のチャンスを掴む。

「ある時、番組プロデューサーから突然『金さんって好感度とかあまり関係ないよね』と言われました。この人は、女性のキャスターを探していたんですね。それで日本の女性も面接したのだけど、日本の女性は視聴者からの好感度を気にするので、あまりズバズバ言わないと。でも、私を見ていたらそんなのあんまり関係なさそうだから、『どう?』って言われたんです(笑)」

本格的にテレビに出るのは初めての経験だった。『ニュースの深層』という番組で、毎回、様々な専門家や国会議員などが出演して1つのテーマでじっくり話す、という内容だ。

「毎週猛勉強でした。生まれて初めてくらいに一所懸命勉強しました。ありとあらゆる分野でしたから、いきなりの大役でしたね」

ここでは、毎週月曜のキャスターとして6年務めた。そして次第に認知度が高まり、『TVタックル』や『朝まで生テレビ』にも出演、韓国人コメンテーター、時に論客としての立場が定着していった――。