韓国人コメンテーター・金慶珠が激白「私って嫌われ者でしょうか?」

日韓関係の状況が悪いと、叩かれる
小泉 カツミ プロフィール

「うまくいかなかった」

韓国を代表する名門女子大学である梨花女子大学に進学、社会学科を卒業する。そして再び来日し東京大学の大学院に留学した。

「日本へ留学に来たのは、当時20代後半で、韓国がつまらなかったからなんです。親は『嫁に行け、嫁に行け』とうるさかったし、何かちょっと楽しいところに行きたくなった。そこで『あ、そうだ。日本に行こう』と思って留学したんです」

 

東京大学大学院の総合文化研究科博士課程修了。2002年には東海大学外国語教育センターの専任講師に就任する。その頃から、日本では「アジアの時代」と言う言葉が盛んに使われるようになっていた。大学などの教育の現場でも、韓国を専門とする人の採用も行われるようになっていたのだ。

「学位も取れて日本の大学に就職したわけですから、最初は『教育の交流を通じて、日韓関係をよくしていく』というのが自分の役割だろうと思って仕事をしていたんですが、あんまりうまくいかなかった」

実際に大学の現場で、金さんが直面したのは日本人の韓国に対する基本的な理解不足だった。

「韓国に対する興味そのものはあるんだけど、如何せん韓国がどういう国かということの情報が少なかった。つまり、普通の人にとっては韓国も中国も同じようなひとまとまりのアジア、というイメージでしかなかったのです。だからまずは情報発信するしかないと考えました。

でも、情報の伝わり方にも問題があると思った。論文は学者に対しての情報発信に過ぎないし、本も一部の知識を持った人たちしか手に取らないでしょう。一般大衆の認識が変わらないと何も変わらない。じゃあ、メディアを通じて社会に発信してみようと…」