あらゆる色を求めている

風水以外にも、西洋占星術などさまざまな占いの方法があり、ラッキーカラーは無数に提案されています。ラッキーカラーとはやや趣を異にしますが、次々に流行色が登場します。縁起担ぎや一過性の現象に過ぎないと思われるかもしれませんが、さまざまな色との出会いがたくさんあるということは、私たちにとって好都合なのです。なぜなら、私たちの身体はあらゆる色を求めているからです。

たとえば、2019年の秋は、ベイクドカラーと呼ばれる、クッキーなどの焼き菓子のようなほっこりと美味しそうな色が流行しました。茶系の色は、活性化作用のある暖色系に分類されますが、寒色系のようなリラックス作用も持ち合わせています。暖かさを感じさせるとともに、気持ちを和らげる効果もあるので、茶色を身につけるだけで、心が落ち着き、満たされます。

このように茶色は、知的で落ち着きのある大人の色ですが、伝統的で正統性を重んじる禁欲的な色でもあります。大人の女性が身につけると、老けて見える場合があります。ベイクドカラーは、茶色だけでなく、ピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、パープルなど、さまざまな色相の色が取り入れられているので、落ち着いた中にも、適度に華やいだムードを演出します。

春には「白」をプラス

新年を迎え、社会のムードも変わり、ベイクドカラーの流行は過去のものとなりつつあります。しかし、配色や色の配分を変えると、春先にふさわしいイメージを演出することも可能です。たとえば、ベイクドカラーに白いアイテムを取り入れてみましょう。白は「気」をリセットする効果があるので、ムードを刷新するだけでなく、心身のバランスを整えてくれます。

また、ファッションに取り入れる色は、上下の色の配分も大切です。トップスに身につける色は、その人の第一印象になると言っても過言ではありません。白いトップスは特定の色のイメージを与えないので、これから何かが始まるという機会に取り入れると清らかな状態でスタートすることができます。ボトムスに身につける色は、相手に与える印象よりも、その人に心身に与える影響の方が大きいです。白いボトムスはアクティブな印象を与え、古い「気」をクリアにする効果が期待されます。