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1合炊きの炊飯器が即完売、サンコー「おひとり様家電」人気のワケ

2020年、この家電ジャンルが熱い

家電量販店やネット通販などで様々な商品が売られている家電。家族向けの大型炊飯器や冷蔵庫などが主役だと思いきや、近年特に人気を集めているのが「おひとり様家電」だ。

秋葉原に直営店「レアモノショップ」を運営するサンコーでは様々な「おひとり様家電」を展開し、大ヒットを飛ばしている。12月に新登場した「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」は初期ロットが一瞬で完売。現在2月末以降順次お届け、という状態になっている。

サンコー「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」(税込6980円)

おひとり様家電がなぜこのように売れるのか。家電の歴史と市場の変化を紐解いてみた。

 

ヒットの背景に「中食ブーム」

元々、家電製品の多くは家族向けが中心で、少人数向けモデルというと、一人暮らしの学生や単身赴任者向けが中心だった。しかし現在では、学生や単身者向けなどに限定することなく、いわゆる“おひとり様”向けの家電が数多く登場するようになった。

その背景にあるのがまず、単身世帯の増加だ。総務省の国勢調査によると2000年には27.6%だった単身世帯の割合は2015年には34.5%にまで増加しているのだ。つまり、すでに日本は3世帯に1世帯は一人暮らしだということがいえる。