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2019年のIPOマーケットを総括したら見えてきた「重大な変化」

2020年は期待できる
田中 博文 プロフィール

初値騰落率は76勝9敗1分け

86社の公開価格に対する初値の騰落率は、初値が公開価格を上回ったケースが76社、公募割れが9社、公開価格と同額が1社でした。2017年が82勝8敗、2018年が80勝9敗1分けであり、2019年は2018年と負け数は同じでした。

また2018年と2019年では上場社数が4社少ないことも考慮しないといけませんが、騰落率が100%~200%(公開価格の2倍~3倍)となった社数は2018年30社から2019年は25社となり、300%以上が2017年7社、2018年6社だったのが、2019年は1社しかなかったことも気になるところです。

 

公募・売出しを含むオファリング総額(OAは含まず)ですが、2019年は若干大型化しました。

10億円未満が26社と2018年の40社から大幅に減少、一方で10億円~20億円未満が23社から28社、20億円~50億円が10社から18社と大幅に増加しました。

一番小さいのは日本グランデの1億3900万円(うち公募1億400万円)、一方で一番大きいのは、法人向け名刺管理サービス「Sansan」及び個人向け名刺管理アプリ「Eight」の提供のSansanで388億円(公募21億円)でした。