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2019年のIPOマーケットを総括したら見えてきた「重大な変化」

2020年は期待できる
田中 博文 プロフィール

主幹事トップは大和、SMBC日興が同数。野村は3位へ

次に主幹事証券ですが、2019年は大和とSMBC日興が20社と同数で首位となりました。

3位は野村が17社で、みずほが12社と続きます。また、2019年はエイチ・エス証券が福岡証券取引所案件を2社、藍澤証券が札幌アンビシャス案件を1社担当するなど、地方市場案件を中心に中堅証券会社が主幹事を務めました。

売上高については、従来メインレンジだった売上高50億円以上100億未満が3年連続して減少し、100億円から500億円は回復したものの、2019年は500億円以上の案件が2社しかありませんでした。

また売上高50億円未満で51件と全体の60%を占め、昨年に続き案件が小粒になって来ています。

 

一番売上高が小さいのは、生体内に存在する幹細胞を活性化し、損傷組織の再生を誘導する医薬品・医療機器及び遺伝子治療等製品の研究、開発、製造、販売ステムリムの1億円、一番大きいのは土木・建築工事の施工管理及び建築設計業務を中心とした総合建設業の日本国土開発の1241億円でした。