36歳直前で結婚を見据えた男性と別れてしまった私は、自分の婚活敗戦歴を振り返り(→相手の条件から「年収」を外したら、36歳でもスピード婚できた)、「出会う男性の層を変えなければ!」と思い自己分析を行いました。
これらを経て、これまで出会ったことのない男性と、マッチングアプリを使って婚活することを決意しました。
まずは、ライバルと差別化を行った超長文プロフィールを作成してアピールし
(→私がマッチングアプリに、あえて「超長文プロフィール」を載せたワケ)、その甲斐あって200人のいいねを集めました。
さてそこから、メールのやり取りをする男性を30名にしぼります。
しかし、いつもの通りフィーリングで選んでしまうと、また同じ失敗をしてしまう懸念から、「顧客管理」を徹底したのです。
具体的には、キャリア13年の営業経験のなかで、私が何度も言われていた、次の「営業でやってはいけない3つのこと」をもとに管理シートを作りました。
・記憶に頼ること
・事実と解釈を混同すること
・買う気のない段階で売り込むこと
一番やってはいけないのは、記憶に頼ることです。
上司に「あの会社どうなった?」と言われたときに、記録しておらずに怒られたことは数え切れません。担当者との会話の内容を覚えていないと、印象を悪くします。そのうえ、記憶はその時のテンションで濃淡が生まれますし、思い出すときの感情で随時改ざんされてしまいます。
いわんや、恋愛は一種の精神的酩酊状態。記憶だけに頼るのは、大企業へのプレゼンに手ぶらで臨むようなもの。それでは、敗戦が目に見えています。