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会社員が健全に「不動産投資」を始めるための「シンプルなルール」

今年こそ始めよう…という人のために

初めての人は、この条件を守ろう

スルガ銀行ショックによって鎮静化しかけた会社員による不動産投資ですが、「老後2000万円問題」の影響か、じわじわと参加者が復活してきた模様です。

著者は会社員時代から不動産を持っていた関係で、友人知人から相談を受けることも少なくありません。そのうちの一人である会社員のAさんは、不動産投資未経験の状態から2年間で4棟のアパートを所有するまでになりました。借り入れは2億円になりましたが、手元には毎月40万円ほど残るため、貯金したり、趣味に遣ったりして「投資ライフ」を謳歌しているようです。

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著者がAさんに課したルールは以下の通り。

「山手線の南半分から30分以内の駅を探してください。その駅から徒歩5分以内で、所有権のある土地が50平米以上のワンルーム2部屋以上の一棟物件を狙いましょう。各部屋の家賃は6万円以下に設定してください。月額家賃がローン返済額を上回ることは必須ですが、金利や繰り上げ返済のできる条件に応じて返済額をいくらにするかを考えてください」

 

現在40代のAさんは優秀ですが、不動産投資には漠然としたハードルを感じていました。先に紹介した不動産投資のルールも、そんなAさんの状況を踏まえて設定したものですが、多くの読者にとっても参考になることは多いと思います。

しかも不動産投資は、独立を考えているサラリーマンにとって事業をやるためのセンスを磨く練習にもなるのです。

これからは、年金額が切り下げられ、個々人が経済的に「自衛」していかなければならない時代。今回は、定年後に経済的な不安を抱える人を中心に、会社員向けの不動産投資のコツや物件の見方をご紹介します。