容姿端麗な寺田さんは、時々、モデルやリポーターなどのアルバイトをしたりはしているそうですが、お金持ちの彼氏もいて、生活には困ってはいないそう。「結構、儲かってますし」と、余裕の笑顔です。
「でも、歳を取れば、モデルやリポーターのお仕事もなくなるかもしれないし、お金持ちの彼とも別れているかもしれないし、不安じゃないの?」と、ちょっと意地悪く聞いてみました。
すると、「大丈夫です。結構貯めてますから」と言う返事です。「どのくらい貯めてるの?」「今はまだ1千万円ですが、もっと貯めますよ」とのこと。ちなみに、彼氏(33歳・自営業)の収入と合わせると、現在の可処分所得は1000万円ほどだそう。ちなみに彼氏も年金保険料は、現在未納だそうです。
「でも、高齢になったり、収入がゼロになったらどうするの?」と、私はさらに質問しました。
公的年金がないとすれば、全部、自分で貯蓄しておかなくてはなりません。いくら貯蓄をしていても、長生きをすれば使い切ってしまう可能性もあります。
自分が何歳で死ぬかがわかれば良いのですが、寿命は誰にもわかりません。国立社会保障・人口問題研究所の予測では、2050年、女性の2人に一人が生き残っている年齢は93歳だそうです。29歳の寺田さんが100歳まで生きる可能性は大いにあるでしょう。
100歳まで、貯蓄だけでやっていけるのでしょうか。
仮に、公的年金がない状況で、100歳まで生きるとすると、いくら貯めなければならないのでしょう。実は、「人生設計の基本公式」を使えば簡単にわかります。