提供:ヤンセンファーマ

「オシャレ」を入り口に、乾癬(かんせん)に対する理解をより広める。製薬会社が社会に問いかける、患者さんとファッションのことをご紹介します。

ヤンセンファーマが目指す
ファッションの本当の意味

油汚れが洗濯で落ちやすい加工を施したコットン100%のブロード素材。台衿(だいえり)裏、カフス裏、背ヨークの裏には、ベビー肌着に使用される肌にやさしい素材ラ・モルフェを使用。コットンブロードボタンダウンシャツ(試作品)

日本で約50万~60万人がその症状に悩まされていると推計される乾癬という病気をご存知だろうか。乾癬とは、痛みを伴う隆起した鱗状の斑点を特徴とする、慢性の皮膚疾患のこと。“かんせん”という言葉の響きと、目に見える皮膚の症状から、感染する病気だと誤解され、偏見をもたれることが少なくない。

繭と綿を混紡した天然素材を使用し、肌あたりのやさしさを追求。皮膚片が落ちるのを防ぐため、袖口と裾口にはリブを装備している。インナーリブロングスリーブTシャツ(試作品)

頭や体の皮膚片がフケのように落ちるため、患者さんの多くはそれが目立つ濃色の服を避ける、夏でも症状を隠すために長袖、長ズボンを着用する、というようにファッションの選択肢がとても狭められている。また、衣服の素材によるかゆみや、摩擦と締め付けにより引き起こされる症状の悪化に悩む声も上がっている。

ジーンズ生地の内側にベビー肌着に使用される素材をあしらい、肌触りのよさを追求。皮膚片が落ちるのを防ぐため裾口が面ファスナーで調整可能で、2WAYのシルエットが楽しめる。テンセルデニムツインズイージーパンツ(試作品)

本来ファッションとは、もっと自由で、誰にとっても自己表現を楽しめるものであるはず。そこで、ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるヤンセンファーマ株式会社(※1)は、一般社団法人 INSPIRE JAPAN WPD 乾癬啓発普及協会(※2)、株式会社リバースプロジェクト(※3)と協力し、乾癬患者さんが抱える衣服の悩みと向き合うことに。

施された2つのボタンで袖口の調整が可能。皮膚片が落ちるのを防ぐことができる。ボタンは上品なゴールドを使用。コットンブロードボタンダウンシャツ(試作品)

製薬会社がなぜファッションを手掛けるのか。それは、病を癒やすことを突き詰めた結果、医薬品では満たされないニーズがあったからだ。そこで、患者さんによる衣服に関するさまざまな悩みや真実を収集し、それを克服するような新たなファッション“FACT FASHION”を提案。

 FACT FASHIONは、患者さんのためだけではなく、肌に悩みがない人が着ても気持ちいい素材を使用し、高い機能性を兼ね備えている。ファッションを通して、患者さんが快適に過ごすことができ、そして、一般の人の疾患に対する理解も深まる。ヤンセンファーマは、FACT FASHIONをきっかけに、乾癬をはじめ肌に悩む人々がより快適に過ごせる社会を目指している。


 Event Report 

世界保健機関(WHO)は2016年に発表した「世界乾癬レポート」において、誤解解消に向けた取り組みを行うよう各国政府へ勧告。ヤンセンファーマは、2018年より展開している乾癬疾患啓発プロジェクト「HIKANSEN project(乾癬は感染しない・乾癬を悲観しない)」の一環として、乾癬患者さん向けのイベントを東京と福岡で開催した。

前向きに乾癬と向き合うための工夫を共有し、診察時には聞きにくい日常生活の疑問などを解消するなど、患者さんが抱える精神的負担の緩和を目的に、情報交換と交流の場を提供。患者会や医師、フィナンシャルプランナーや管理栄養士などの専門家とともに、すぐに役立つ、正しい情報を語り合うほか、患者さんの心身に寄り添った新プロジェクト“FACT FASHION”の試作品も発表した。

会場の患者さんからも多くの“FACT(真実)”を集め、2020年の発売に向けた大きな一歩を踏み出した。

 Patient voice~患者さんの声 

「機能面とファッションの両立というアイディアに驚かされた」

「私もファッションは大好きだが、どうしても隠すことを一番に考えてしまう。でも自分らしく生きるために、たくさんの工夫がされているので、これからはもっとファッションを楽しんでいきたい」

「乾癬患者にやさしいファッションを、というコンセプトそのものはもちろん、このプロジェクトによって世の中の乾癬に対する認識が高まると感じた」

服で本人の気持ちが軽くなったり、積極的に行動できるように後押しすることはいいと感じた」

「声を聞き、精神的・身体的な課題に寄り添ったファッションを提供できることはすばらしいと思った」

 ~Information~ 
「HIKANSEN project(ヒカンセンプロジェクト)」とは
乾癬は感染しないという理解を深め、患者さんが悲観せずに生活できる社会づくりを目的に、ヤンセンファーマ株式会社が、一般社団法人 INSPIRE JAPAN WPD 乾癬啓発普及協会とともに立ち上げたプロジェクト。乾癬の認知拡大や、皮膚症状の見た目や病名によって生じる誤解の解消に向けて、イベント、ウェブサイト、動画配信などを通じて情報発信している。(乾癬ネット

※1 世界最大級のトータルヘルスケアカンパニー、ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門。病が過去のものになる未来をつくることを目指し、がん、免疫疾患、精神・神経疾患、ワクチン・感染症、代謝・循環器疾患、肺高血圧症の分野に注力している。
※2 全国各地の乾癬患者会メンバー有志が集まり、日本における乾癬の疾病認知度の向上と正しい情報の啓発普及をはかり、ひとりで悩み苦しんでいる乾癬患者をつなげるための活動を行う。
※3 俳優としても活動している伊勢谷友介氏が代表を務める企画・クリエイティブカンパニー。「人類が地球に生き残るために」という理念を掲げ、社会課題解決型のプロジェクトを様々な企業と連携して実施する。

【お問い合わせ】
ヤンセンファーマ株式会社
☎0120-183-275

提供:ヤンセンファーマ

         

●情報は、FRaU2020年1月号発売時点のものです。
Photo:Shinsaku Kato Styling:Rina Taruyama Text & Edit:Shoko Matsumoto