意外!「初もうで」は日本古来の伝統、などでは全くなかった

昭和のブームに流され続ける日本人
島田 裕巳 プロフィール

当然ながら…消えゆくブーム

現在では、昔ほど初詣は盛んでないように思われる。そこには、2017年12月に起こった富岡八幡宮での陰惨な殺人事件も影を落としているようだが、それだけではない。

人口減少社会になったにもかかわらず、東京に流入してくる人間の数はかえって増えている。その点では、新たな東京人が増え続けているわけだが、東京になじむためには、他に手段がいろいろとある。そこが昔とは違う。

 

そもそも新しい東京人は、東京に出てくる前から東京のことをさまざまなメディアを通して知っているので、ことさら東京になじむ必要を感じていない。

その点では、長く続いた「初詣ブーム」も、衰退の局面に入っていると言える。

ただ、働き方改革で、正月に休む店が増えている。そうなると、暇な正月を持て余すことになり、「それなら、初詣にでも行くか」と考える人も出るだろう。

なにしろ神社は拝観料をとらない。お賽銭もいくら出そうと自由である。

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