「ジョンソン-トランプ」は「レーガン-サッチャー」を超えるか

圧勝したボリス・ジョンソンのこれから
大原 浩 プロフィール

「レーガン-サッチャー」コンビの再来はあるか

12月16日、ジョンソン首相はトランプ大統領と電話で会談し、「自由貿易協定(FTA)の締結に向けて緊密に協力すること」を確認している。

10月15日の記事「『ウクライナ疑惑』で、トランプの大統領再選は確実になりそうだ」で述べた様に、来年の選挙での勝利の可能性が高いトランプ氏と、ジョンソン氏のコンビは、「レーガン-サッチャー」コンビのような強力なものになるであろうか?

 

ロナルド・レーガン(大統領任期1981年1月20日~89年1月20日)とマーガレット・サッチャー(首相任期1979年5月4日~90年11月28日)はほぼ同時代に、米国と英国の政治的トップとして君臨し「自由主義・民主主義」を守る闘いに精力を注いだ。その結果、1989年のベルリンの壁崩壊や1991年のソ連邦崩壊による自由主義陣営の勝利を導いた。

現在我々西側陣営は、「新・悪の帝国」である共産主義中国に対する「第2次冷戦」を開始したところである。

今のところ、「ジョンソン-トランプ」コンビは、「レーガン-サッチャー」コンビのように強固ではないようだが、「共通の敵を持つ集団」はお互いに協力し、結束するのが常である。

2人の今後の活躍を期待したい。

安倍首相は、これまで満点に近い外交成果を上げてきており、トランプ大統領との親密な関係も明らかだ。しかし、11月21日の記事「習近平を『国賓』で呼ぶのは日本の国益に反すると断言できる理由」のような愚行も目立ってきている。

日本も、米英とともに「『自由主義・民主主義』を守る闘い」に参加すべきである。