撮影=JMPA(講談社/渡辺允俊)

天皇陛下の印象は…? フランシスコ教皇(法王)の来日秘話!

動画で分かる「歴史的な意味」

教皇(法王)と天皇陛下の初めての対面

フランシスコ教皇(法王)は、2019年の日本滞在中に多忙なスケジュールを過ごした。
2019年11月23日から26日は、日本にとってもバチカンにとっても歴史的な4日間となった。

フランシスコ教皇(法王)による「平和」と「反核・反原発」に関するメッセージに、多くの日本人は心打たれた。

要人としては安倍晋三首相とも面会しているが、何と言っても天皇陛下との面談が注目された。

提供=宮内庁

朝日新聞などは、天皇陛下との会談の様子を以下のように伝えている。
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天皇陛下は2019年11月25日午前、皇居・宮殿で、フランシスコ教皇(法王)と会見した。陛下が教皇(法王)と会うのは初めてである。

宮内庁によると、フランシスコは「9歳の時、両親が長崎、広島の原爆のニュースを聞き、涙を流していたことが、心に強く刻まれています」と語り、天皇陛下は「教皇(法王)が人々の幸福と世界の平和のために精力的に活動されていることに深い敬意を表します」などと発言した。

天皇陛下がライフワークとして研究する「水問題」も話題となった。

フランシスコ教皇(法王)は水問題について、「次の戦争は水を巡る戦争であるとも言われています」と自説を述べた。

天皇陛下は皇太子時代に、英国留学中の1984年9月にバチカンを訪れている。フランシスコは「両陛下をお迎えできれば光栄です」と話した。(1984年当時の法王は、ヨハネ・パウロ2世)
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これらの報道を見ても、フランシスコ教皇(法王)がどんな印象を天皇陛下に抱いたかは計り知ることはできない。

 

今回の教皇(法王)来日に際して重要な役割を果たした、教皇(法王)のアルゼンチン時代の愛弟子であるホアン・アイダル神父(上智大学神学部教授)に、話をお聞きした。

フランシスコはアルゼンチン出身で、教皇(法王)に選ばれまでの多くの時間をアルゼンチンで過ごしている。