(C)CBCJ

「ローマ教皇カレンダー」を作成した神父が語るクリスマスの意味

なぜ、赤と緑がクリスマスカラーなの?

38年ぶりの教皇(法王)来日で、大きな反響

2019年11月末に、38年振りにローマ教皇(法王)が来日しました。

カトリック教会のみならず、「反核・反原発」のメッセージなど日本全国がフランシスコ教皇の来日で様々な刺激を受けたと思います。

JMPA(講談社/斎藤浩)

ところで、私の関わっているカトリック系出版社のドンボスコ社では、20年近く前から毎年カトリック信徒向けにローマ教皇(法王)の写真を使ったカレンダーを作成しています。

毎年およそ1万部です。今年は、教皇(法王)来日の影響からかと思われますが、大きな反響を頂きました。

バチカンから写真を買って制作しています。キリスト教のいろいろな行事、表情にあわせて、何万枚もある中から選んでいますが、今年は訪日もあって多めに作ったにも関わらず、12月あたまで完売してしまいました。嬉しい悲鳴です。

教皇カレンダー
 

今回の教皇来日でカトリックに関して多少の関心は増えたと思いますが、クリスマスはキリスト教の信者でなくとも一般の方にも浸透してきています。

テレビやラジオで流れるCMはクリスマスプレゼントやパーティをいかに楽しむかを宣伝し、街のデパートや通りはクリスマスをあしらったデコレーションやイルミネーションで彩られています。クリスマス当日には、大小さまざまなパーティが開かれ、きっとたくさんの「おめでとう」やプレゼントが飛び交い、おいしい食事が並べられることでしょう。

ただ、ちょっとさびしいのは「クリスマスおめでとう」の本当の意味が置き去りにされていること。サンタクロースやクリスマスツリー、プレゼントはあるけれど、Christ(キリスト)のMass(ミサ)がクリスマス(Christmas)の本来の意味であることが忘れられていること。つまり、その中心にいるべきイエス・キリストが不在であることです。