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六代目山口組・高山若頭、ついに敵の牙城に乗り込み「勝利宣言」

神戸山口組に「乾坤一擲」はあるか

神戸山口組の「牙城」で

神戸市中央区加納町といえばJR三宮駅近く、神戸山口組のお膝元といっていい料飲街である。中で高級クラブ「B」は老舗の名店で、盛期には各界の著名人が引きも切らなかった。もちろん各派山口組の首脳部も親しく利用していた。

JR三宮駅〔PHOTO〕iStock

今月13日、19時過ぎ、六代目山口組・高山清司若頭が府中刑務所を出所して以来、久しぶりに「B]に顔を出した。徳島市の六代目山口組顧問、心腹会前会長の尾崎彰春が3日に死去したため、霊前に線香をたむけた帰り、「B」に立ち寄ったのだ。

しかし前記したとおり加納町はいわば神戸山口組や山健組の牙城である。そこで悠然とグラスを傾けるのは、神戸山口組に対する挑発といっていい。やれるものなら、やってみな、と。

 

おそらく高山若頭は「すでに勝負はついた。わしが勝ち、神戸山口組は敗れた」という気持ちだったろう。ちょうどこの日、神戸山口組では太田守正舎弟頭補佐(太田興業組長)が自分は引退、太田興業は解散という届けを事始めの席に出した。神戸山口組の直参の中には、少なからず太田興業に続きたいと思案する者たちもいる。神戸山口組は太田守正組長の脱退を機に大崩れするかもしれない。