1月 4日 速報!しぶんぎ座流星群が見ごろ:今夜から明日未明

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

三大流星群のひとつ「しぶんぎ(四分儀)座流星群」は、毎年1月3日ごろに極大をむかえるお正月の風物詩です。12月28日頃から1月12日頃にかけて流星の出現期間とされています。

2020年の極大(流星が最も多くみられるとき)は、1月4日17時頃と予想されていますが、夜半前は放射点が低く観察は難しいでしょう。極大からはずれてしまいますが、5日の夜明け前2〜3時間が観察に適した時間帯となるそうです。

【星図】しぶんぎ座流星群とその放射点
  しぶんぎ座流星群とその放射点。高解像度の拡大図はこちらから star map by National Astronomical Observatory of Japan 

しぶんぎ座流星群とは、流星の放射点が1795年にフランスの天文学者のジェローム・ラランド(Joseph-Jérôme Lefrançais de Lalande、1732–1807)が設定した「壁面四分儀座(へきめんしぶんぎざ)」の近くにあったため付けられた名称です。壁面四分儀座はその後、周辺のりゅう座・ヘルクレス座・うしかい座の一部に組み込まれ、国際天文学連合が定める正式な星座名からは外されています。

そのためしぶんぎ座流星群も、りゅう座流星群、あるいはりゅう座ι(ギリシャ文字のイオタ)流星群と呼ばれることもありましたが、流星群の名称としては2009年に「しぶんぎ座」の名称に決まりました。

慣れた人だと1時間あたり100個ほども見られるそうですが、通常は数十個で、国立天文台の予想では45個程度ではないか、ということです。放射点は北東向き、うしかい座とりゅう座の境界付近で、放射点がのぼってくる真夜中頃から早朝6時ころまでが観察のチャンスです。

母天体は諸説あり、まだはっきりとはわかっていません。2003年に発見された、小惑星番号196256の小惑星(仮符号 2003 EH1)のほか、マックホルツ第一周期彗星 (96P) や C/1490 Y1、ヘール・ボップ彗星などがが有力視されています。

なお、流れ星は空のどの位置にも現れる可能性があるため、どちらの方向を見ればよいということはないそうです。ただし、見上げすぎて首を痛めたり、寒さでカゼを引かないようにくれぐれもご注意を。国立天文台のホームページで公開されている〈流星群の観察方法(https://www.nao.ac.jp/astro/basic/obs-meteor-shower.html)〉が参考になります。