子どもを一瞬で感動させる「科学手品」の裏で働く「ある定理」とは?

種も仕掛けも、科学法則でございます!
後藤 道夫, 竹内 淳 プロフィール

これは、飛行機の翼に関係します。

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人間の息の流速ではティッシュペーパー1枚を動かす程度ですが、流速が速くなればなるほど圧力の低下は大きくなります。飛行機の離陸速度は、旅客機の場合でだいたい時速300kmぐらいです。

 

現在、世界最大の旅客機であるエアバスA380を例にとると、離陸時で翼の1平方mあたり、663kgもの揚力が生まれます。

エアバスA380 Photo by Getty Images
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つまり約0.7tであり、人間ほぼ10人分です。A380の翼の面積は、845平方mもあるので、総計で500tを超える揚力が生まれます。

航空機は世界中の人々を様々な場所に運ぶために不可欠な存在ですが、このようにベルヌーイの定理は実社会でも大活躍しています。

科学手品、77種類も収録!

いかがでしたでしょうか。今回は、ベルヌーイの定理にまつわる科学手品3点を紹介してきました。子ども向けの手品とはいえ、大人の方も知的好奇心がくすぐられたのではないでしょうか。

子どもにウケる科学手品 ベスト版』では、今回紹介した科学手品3点を含め、じつに77種類もの手品を収録しています! 親子で楽しみながら、子ども、そしてあなた自身の探究心を刺激する一冊となっています。

ぜひお手にとって、「なぜ?」と疑問を見つけ、解明する感動を共有してみてください。