ストローを強く吹くと、ストローの中の長く輪になった糸がクルクルと回転をはじめるのです。さっそく、やり方を説明していきます。
まずは簡単な工作からです。ストローの真ん中あたりの底に、カッターで小さな四角の窓をつくります。
そしたら、糸を窓に通し、さらにストローの先端を抜け、長さ1mほどの輪にします。
完成したら、ストローの他端を強く吹きます。糸がきれいに輪になって回転をはじめます。
さて、この2つの手品を見て「おや?」と思った方もいるかもしれません。実は、これらには「ある動作」が共通しています。そして、その動作が種となる科学法則を見つけるカギとなります。
ちなみにこの科学法則、飛行機を飛ばすことにも役立っています。それでは、その法則を生かした次の手品の紹介に移りましょう。
最後に紹介する手品では、名刺を使います。
名刺は軽く、先に紹介した手品のように息を吹きかけると飛んでいってしまうでしょう。しかし、そんな吹けば飛ぶような名刺がいくら強く吹いても動かず、机にへばりついたままになる手品があるのです。