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連発する北関東の地震は「首都直下大地震」の前触れなのか

同時多発的に揺れる不気味さ…

3地域がほぼ同時期に揺れた

2019年12月3日~5日、茨城県北部、茨城県南部、栃木県北部の3ヵ所を震源とする有感地震がたて続けに発生した。最大震度4にも及ぶもので、その揺れは首都圏広域に渡った。

12月3日10時18分4秒に発生したM4.7の地震。震央は茨城県南部(気象庁HPより)
 

偶然この期間を含む前後にNHKによる首都直下地震に関する番組が複数放映されたこともあってか、メディア、ネット上でも騒ぎになった。気象庁は直ちに、これらの3ヵ所の地震の関連性はないと報道発表し、引き続き注意喚起を促している。

比較的広い3地域にわたってほぼ同時期に有感地震が発生することは一般市民にとって直感的に不安を覚えるものである。首都直下の大地震の前触れではと思った人も少なくないはずだ。

もちろん気象庁の公的機関では余程の科学的確度の高い情報でなければ公表はしにくいことから、大地震の前触れに言及しないことは理解できる。

本稿では現在わかる学問的知識を活かしてこれらの地震から想像しうることを迫ってみたい。