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ダサい批判も何のその…「高輪ゲートウェイ駅」はこんな駅になります

ここは「AIテーマパーク」だ

利用客数は山手線“最下位”の見込み

高輪ゲートウェイ駅が来年3月14日に開業する。ただし、東京オリンピック需要を考慮した暫定開業となり、本開業は2024年度で4年以上も先の話。「グローバルゲートウェイ品川」のまち開きと同時になる。

「グローバルゲートウェイ品川」は、高輪ゲートウェイ駅の西側に4棟の高層ビルが建つ予定だけれど、なにしろ線路の移設がやっと終わって、これから整地、地盤調査、基礎のくい打ちが始まるところだ。今のところは広大な敷地にぽつんと駅ビルだけが建っている状況だ。

高輪ゲートウェイ駅(写真:JR東日本)

したがって、高輪ゲートウェイ駅の利用者は、当面は「グローバルゲートウェイ品川」の建設関係者、都営地下鉄浅草線と京急電鉄の泉岳寺駅との乗り換え客、高輪2丁目の在住者及び通勤通学者である。

海側の港南1丁目界隈は水再生センターと広大な芝浦中央公園などで人口が少ない。2020東京オリンピックに向けた暫定開業というけれど、周辺がこの状態ではオリンピック需要の恩恵は怪しい。むしろ、建設工事関係者のための先行開業といえる。

 

報道によると、JR東日本は暫定開業時の乗降客数は1日平均4.6万人。2024年度の本格開業時は1日平均26万人を見込んでいるという。単純に乗降客の半分が乗客数として、高輪ゲートウェイ駅を約13万人規模だとすれば、これは武蔵小杉と同等の数字となる。山手線の駅と比較すると、目黒・日暮里(ともに約11.5万人)より多く、五反田(約14.1万人)・恵比寿(約14.7万人)より少ない規模だ。

一方、暫定開業時の1日平均4.6万人の半分、2.3万人を乗客数として比較すれば、新検見川(総武緩行線・約2.3万人)と同等だ。比較対象がなんとも寂しく感じる。また、山手線の駅では鶯谷(約2.6万人)以下となる。鶯谷駅は山手線でもっとも利用客の少ない駅だから、暫定営業とは言え最下位記録更新だ。高輪ゲートウェイ駅は山手線でもっとも利用者の少ない駅になるだろう。