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トヨタ「RAV4」が“若者のクルマ離れ”の救世主となりえたワケ

「今年最高の一台」人気の秘密

「3・3・4の争い」となった2019年

「2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤー」にトヨタ「RAV4」が選ばれた。

日本カー・オブ・ザ・イヤーとは「市販を前提として日本国内で発表される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀なクルマを選定」(公式サイトより抜粋)するもので、自動車の記事を積極的に扱う35のメディアが実行委員会を設置。実行委員から選出された60名の選考委員の投票により、イヤーカーが決定する。筆者もその選考委員の一人である。

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2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーは、有力候補の1台と目されていたホンダの新型「フィット」が部品トラブルに基づく発売日の遅れによりイヤーカー争いから離脱(年内に500台以上を販売しないとノミネートできない)。その結果、2019年は“国産の3”“輸入車の3”そして“4”による「3・3・4の争い」になると予測された。国産の3とはマツダ「マツダ3」、輸入車の3とはBMW「3シリーズ」、そして4とはトヨタ「RAV4」だ。

その争いを制したのはトヨタRAV4。得点は436点で、2位のマツダ3の328点に対して大差をつけての受賞となった。

 

BMW3シリーズは290点で3位。以下トヨタ「カローラ/カローラツーリング」(118点)、ジャガー「I-PACE」(109点)、ジープ「ラングラー」(56点)、ホンダ「N-WGN/N-WGNカスタム」と続く。

マツダ3が支持された理由は、感情に訴えかけてくるデザイン、上質なインテリアの仕上げ、高水準の走り、そして「火花点火制御圧縮着火」と呼ぶ量産車世界初搭載の燃焼方式を採用したガソリンエンジンを採用した技術への賛辞などが主なものだ。マツダ3の美しいデザインやインテリアの上質感、そして妥協なく作り込んだ走行性能などは筆者も賛同する部分が多く、実際に高い配点をおこなった。