「エキゾチックアニマル」のペットが増えている

2020年は子年。きっと年始には、ネズミ系の小動物たちのかわいい映像がメディアでも数多く配信されることだろう。カピバラやプレーリードッグなどもネズミと同じ仲間で、最近では、ペットとして飼育しているケースもあるという。

こういったちょっと変わった伴侶動物は“エキゾチックアニマル”と呼ばれている。ネズミやリスなどの齧歯目だけでなく、サル(霊長類)や爬虫類、両生類などもこう呼ばれている。届け出がないため正確な数値はわからないが、動物病院の診療依頼は増えていて、飼育数はかなり増加していると推測されている。

また、ペットとして人気を集めていた「コツメカワウソ」と「ビロードカワウソ」は、絶滅の危機にあるとして、8月にワシントン条約の締約国会議で、商業目的での国際取り引きが原則禁止され、11月26日からは、国への登録がないと売買や譲渡が禁止されることとなった。

動物番組やアニマル系の漫画などで、変わった動物がクローズアップされることが増え、かわいい姿に飼いたいと思う人も増えているが、それと比例するように、飼育放棄も後を絶たない。

犬猫以外の保護がここ数年増えていると実感する特定非営利活動法人ランコントレ・ミグノンの友森玲子さんの経験とともに、変わった動物を飼う難しさをいっしょに考えてみたいと思う。

30年で30%も野生のコツメカワウソは減少しているという。ペットブームの影響も大きい。photo/iStock