「6割の人は年収が上がらない」思ったよりも厳しい転職活動のリアル

後悔しないために知りたいこと
山田 実希憲 プロフィール

賞与が年収を左右する

また賞与支給のタイミングによって、一年目(初年度)だけ年収が下がるケースも多くみられます。

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内定時に提示される想定年収は今までと変わらない(現年収維持)のですが、入社して最初に迎える賞与はタイミングによって満額支給されないことが多いため、年収としてみると減ってしまうケースです。

「想定年収」とは、賞与が確定した金額ではないために想定という表現が使われているものです。

賞与自体が必ず払わなければならないものでもないこと、会社業績や個人業績によって変動があることから確定していない金額となります。

 

ただ、賞与が保障された採用ということもあり得ますので、初年度の支給については事前確認をしてみましょう。

提示上は現状維持であったとしても、実質は減ってしまうとなると生活上で不具合が出てしまうケースも考えられます。

ちょっと違った例ですが、給与支給日が月末締、翌月25日払いの会社に入ったため1ヶ月間無収入状態になってしまい、慌てて相談を受けたこともありました。

また、年収を下げてでも転職したいという人は少数派ですが、仕事に就かなければならないので、多少下がってもやむなしという選択をする人も一定数います。

時期的な優先度が高くなって、選んでいられないという状況ですが、できる限り避けたいところです。