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独走!フィンテック超大国として急成長を遂げた「中国の実態」

一方で当局の規制も本格化

中国では、電子マネーや信用スコアリングの他にも、様々な新しいフィンテックのサービスが登場している。世界のフィンテック関連投資の約半分が中国でなされている。

フィンテックで中国は世界のトップに

2019年11月27日に発表された「フィンテック100」で、第1位は、電子マネー、アリペイを提供するAnt Financial(アント・フィナンシャル)だった。トップ10社のうち、中国企業が3社を占めている。これはアメリカの2社より多い(「フィンテック100」は、国際会計事務所大手のKPMGとベンチャー・キャピタルのH2 Venturesが作成するフィンテック関連企業のリスト)。

 

これまでの推移を見ると、2014年では、100社に入った中国企業は1社だけだった。2015年には7社となり、インターネット専業の損害保険会社である衆安(ジョンアン)保険が世界のトップになった。2016年には、アメリカが35社、中国が14社となった。世界トップは、アント・フィナンシャルだった。2017年版で上位3位に入ったのは、アント・フィナンシャル、衆安保険、そして趣店(クディアン)だ。趣店は、オンラインマイクロクレジットサービス を提供している。

2018年12月に公表された2018年版では、アリババ・グループの関連会社が、トップ3を独占した。

このように中国のフィンテックはここ数年の間に驚くべき成長をとげ 、いまや世界一の地位をゆるぎないものにしているのだ。