高須院長が初めて語る「僕は『全身がん』とこうして戦ってきた」

「自分の体は実験台です」
高須 克弥 プロフィール

そもそも、日陰の存在だった美容外科に進むこと自体が「逆張り」でした。僕は何らかの選択を迫られた際、常に世間とは真逆の目にかけてきました。この世の中には勝ち組と負け組が存在しますが、勝ち組というのは常に少数派なんです。当然、勝ち組になるには少数派にいるべきです。反対に言えば、人と同じことをやっていたら成功は手に入りません。

当然ながらリスクもありますが、人が行こうとしないほうへ進めば、成功したときの報酬も大きいものです。しかも、「逆張り」がうまくいったら、これほど面白いことはありません。「自分を楽しんでいますか?」という高須クリニックのキャッチコピーは、僕の生き方を表した言葉です。

 

もちろん、人生が常に順風満帆だったわけではありません。脱税トラブルに巻き込まれ、一年間の医業停止処分を受けたこともありましたし、弟子たちがライバルクリニックを開業し、高須クリニックの存亡危機を迎えたこともありました。バブル崩壊の影響で一〇〇億円の借金を抱えたこともあります。ただ、人生は楽しいものですから、持ち前のポジティブ精神で「ピンチはチャンス」と思い、危機を乗り越えてきました。

荒波を乗り越えてきた僕の言葉には生き方やビジネスへのヒントが隠されているでしょう。僕にとって最大の幸せは、人に喜んでもらうこと。そのために生きていると言っても過言ではありません。