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スタバの最先端カフェに行って判明、「珈琲の聖地」のヤバすぎる品格

不便で高い。なのに大盛況

中目黒に出現した「聖地」

その「珈琲の聖地」はやはりあの地に現れた。

東急東横線・地下鉄日比谷線の中目黒駅から、目黒川沿いに歩いて15分ほど。おしゃれな飲食店や雑貨屋も途切れて住宅街に入ろうかといった場所に、突如警備員が交通整理に忙しく動き回るアバンギャルドな建物が出現する。その建物には熱心なカフェファンで、連日行列ができている。

これが、スターバックスが世界で5番目に建設した、焙煎所とカフェが融合した「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」(STERBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO、以下ロースタリー)である。

外観は世界的な建築家・隈研吾氏が設計した

要所に杉材を使い棚田をイメージしたという、和を感じるガラス張りの目を引くデザインは、新国立競技場や山手線の新駅・高輪ゲートウェイ駅の設計を担当した、世界的な建築家・隈研吾氏によるものだ。

ロースタリーのコンセプトは、米国本社のCEOを務めたハワード・シュルツ氏曰く、「『チャーリーとチョコレート工場』をイメージした」とのことで、巨大な焙煎機が中心に鎮座し、ショップでは店員たちが祝祭感に包まれた空間で、まるで映画やミュージカルに出演する役者のように、自らの仕事を遂行している。

工場と店舗が一体となった、コーヒーのテーマパークとなっている。

 

折しも、日本では工場見学がブームとなっており、世界約80ヶ国で3万店以上を出店する、最大のコーヒーチェーンであるスターバックスのものづくりの一端が披露されるというので、オープン時には整理券を配らなければならないほど、顧客が殺到した。