# 犯罪 # 医療

2021年に市場規模3兆円「大麻ビジネス」バブルがやってくる…?

その名も「グリーンラッシュ」
若旦那 プロフィール

大麻を取り巻く「リアルな現状」

そのように大麻合法化が世界中の国において議論される中、私の住む南米コロンビアではどのようになっているのか。

嗜好用大麻使用は合法化されていないが、非犯罪化されている現状である。

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2012年、コロンビア政府は1人あたり20グラムの大麻所持を認定。2015年、コロンビア最高裁判所は大麻栽培に関しても1人あたり20株までの栽培を認めると定めた。

また医療目的での使用も合法化された。イメージとしては、「個人で嗜む程度なら誰も何も言わない」、という感じだ。

 

ただし大麻を他人に販売したり、20グラム以上所持することは違法であり、発覚すると逮捕される。また公的な場所での大麻の使用は禁止されているので、駅や街の広場など人が多い場所で堂々と大麻を吸っている人はいない。

ただし冒頭で前述したようにコロンビアにおいて大麻を吸っている人を見かけることはさほど珍しいことではない。夜に公園に行くと大麻特有の匂いがしているので誰かが大麻吸っているなと気づくこともある。だからといって誰かが「大麻吸ってる」と警察に通報するわけでもない。

しかし誰もかれもが大麻を吸っているわけではない。大麻は絶対的な悪というわけではないが、大麻は良くないものだという認識もまた共有されているように思われる。

この背景には、かつて世界のコカインビジネスの7割を牛耳った麻薬王パブロ・エスコバルが存在した国であり、実際にコカインの流行によって社会が退廃した歴史を持つコロンビアだからこそ感じる、大麻がコカインへのゲートウェイドラッグとしてネガティブな印象があるのだろうと思う。

パブロ・エスコバルについて知りたい方は、こちらの記事をお読みいだたきたい。これが私の目から見たコロンビアにおける大麻使用の現状認識である。