撮影/佐藤圭
# 動物 # 癒し

さすが氷河期を乗り越えてきた生きた化石 厳しい雪山で越冬します

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バックカントリースキーヤーの足下には

初夏から紅葉の季節まで何度も通ったエゾナキウサギの生息地・十勝岳を久しぶりに訪れました。

 

ご覧の通り、一面の雪景色になっています。

ひと月もすれば、この斜面も数メートルの雪に覆われます。
 

雪の下は、岩場だったり、ハイマツ林だったりするので、歩くときは足の置き場に注意が必要です。

踏み抜いて足を滑らすと、滑落事故にもなります。

とはいえ、まだ完全に雪に覆われたわけではないので、ときどき岩の隙間から顔を出してくれるナキウサギがいます。

冬越えを前にちょっと不安そうに見えます
 

今のうちに、外の景色の名残りを惜しんでいるのでしょうか。

あと数十cm積もると、いよいよ、ナキウサギは地上には出てこなくなります。というか、出られなくなります。

雪が解けだすのは4月に入ってからです。それまでナキウサギたちは雪の下の暗闇の世界で暮らします。

十勝岳はバックカントリーの名所なので、冬の間は、スキーヤー、スノーボーダーが集まりますが、彼らの足下では、ナキウサギたちが懸命に生きているんです。

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