オリラジ中田敦彦「ワイドショーが『家父長的価値観』に縛られるワケ」

「学び」のための情報収集の心得
中田 敦彦

「メディアは、すべて公平中立」ではない!

そもそも、すべてのメディアが公平ということはあり得ません。

僕がワイドショーのコメンテーターをしていたときに、番組サイドから特定のコメントを強要された経験はありません。

ただ、前述のように、ワイドショーはMCが大きな発言力を持ちます。それ以外にも、大手芸能事務所についてはある種の忖度が働きます。政権への忖度もあります。そして、当然ながらスポンサーへの付度もあります。

 

たとえば、番組のスポンサー企業がトラブルを起こしたとき、よほどの社会問題にならない限り、トラブルに関して番組はスルーします。

ちなみに、殺人事件が起きるテレビドラマでは、製薬会社がスポンサーに付いていたら、毒殺という方法は扱えません。同じく、自動車会社がスポンサーに付いていたら、交通事故は扱えません。

もちろん、テレビ番組のスタッフの方々は、なるべく公平であろうとしています。好き好んで偏った情報を発信しているわけではないはずです。

ただ、自由な発言の場のようであって、諸々のしがらみに縛られているのが、テレビというメディアなのです。

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