転職前に知っておきたい「入社を後悔するブラック企業」の見極め方

求人票と面接からわかる
山田 実希憲 プロフィール

(2)一見よさそうだが、抽象的な表現が多用されている

「きつくて、収入は低く、職場環境は良くありません。」

求人のタイトルにこのような表現があるような会社を選ぶ方は少数ですよね。しかし、現実としてそのような会社も存在します。

 

では、彼らはどのような求人コピーを使っているというかと、例えば、

「ノルマ無し、成果主義、フラットな職場環境です。」

先ほどの言葉とは、だいぶ違った印象を受けますよね。しかし、実際には以下の通りだったりします。

・ノルマはないけれど、ノルマを言い換えただけの目標がある。
・固定給はなく、売った分のインセンティブ給だけが給与になる。
・上司との飲み会が多いことをフラットな職場環境と言っている。

結局、抽象的に表現して受ける印象だけが変わっても、実態とのギャップがあることに変わりはありません。

記載内容について、条件がよく見えたり、抽象的な表現が多用されている時こそ、なぜその条件が可能なのか? なぜ良い職場環境が実現できているのか? といった、クリティカルシンキングが求められます。